残り54分の悪夢 トヨタTS020 ~ルマンクラシック おまけその2~ [ルマン関連]
1999年6月23日現地時間15:00
ルマン24時間レースは残るところ、あと1時間になっていた。
先頭を走るBMWV12LMR。2番手には、トヨタ日本人ドライバーチームTS020。
ドライバーは、あの「神風ウキョウ」。
首位BMWとの差、わずか1分39秒003。ジリジリと差をつめる右京。
そして最後のピットインを残すのみ。
誰もが脅威の逆転劇を期待していた。
そして、時間は運命の15:06を迎えた。
ケオラボおまけその2は、あのミュルサンヌでバーストしてしまった
TS020です。
あのメルセデスがくるくるくる~と飛んでいった1999年のルマンで
一番光っていたマシンが、このTS020でしょう。
あの時の追い上げは、ネットでかじりついて見てた気がしますもん。
レースの世界にはいつもifが付きものですが、あのバーストさえなければ
優勝は・・・と思うと、やはり787Bの優勝ってのはそのIfを破っての
唯一無二の日本車優勝車ですんで、やっぱりすばらしいんですよね。
787BはTS020がなし得なかった事を起こしたんですよね。つまりザウバーメルセデスのC9はTS020なわけで…蛇足ですがnissanのR390にはGT1の車検証が、R391には富士1000km耐久の車検証が付いてましたよ。
by (2005-12-09 20:16)
>KENPAさん、どうも。
ふむふむ。車検証関係見てると、こいつはあのイベント出たんだなあというのがわかって楽しいですよね。
by KEO (2005-12-09 23:37)